［船旅日記］船乗り夫が惚れた帆船に乗る（帆船かっこいい編）

【プロローグ：夫の初恋の女の話】

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夫が恋に落ちて、尽くしすぎて留年までした女。いや船やけど。

その名も「みらいへ」。実は一般の人も乗れちゃいます。研修などでも使われているとか（詳細はこちら）。



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ちょうどたまたま良い機会があったので、帆船「みらいへ」に乗ってきました。夫とね。みらいへちゃん、わたしが正妻じゃ！

「みらいへ」には、神戸港から乗船。

なんて素晴らしい神戸港！近くの施設（モザイク）で結構おいしいご飯やらお買い物も楽しんでから、徒歩で船に行けるなんて！

[caption id="attachment_5507" align="aligncenter" width="720"] ポートタワーとみらいへちゃん。[/caption]

よく訪れる貨物船の港ではもう、どこ行っても火曜サスペンス劇場の、最後の犯人追い詰めるみたいなとこしかないのです。自販機があれば良い方です。

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ぼーっと歩いてると貨物トラックにひかれそうに（なったことが）。



そんなしょっぱい話はおいといて、そんなええとこから乗った、みらいへ。

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夜22時頃に船出。帆船なので、フェリーや貨物船と違って、びっくりするくらい、静かです。（一応エンジンはついてます）

進むのもゆっくり。

[caption id="attachment_5511" align="aligncenter" width="525"] 月がきれいでした[/caption]

汽笛を鳴らした後聞こえるのは、ちゃぷ、ちゃぷ、という船がすすむ音。船はさほど大きくないので、海面がすぐ近くに見えます。

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大航海時代はこれで世界をまわったのか…コロンブスの根性すごい。何か月乗ってたんでしょうねぇ。



海の上に見える神戸の夜景。今まで見た中で、一番きれいでした。

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いたるところに帆船らしさがあふれててかわいい、みらいへちゃん。



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帆（マスト）を開くためにたくさんロープを使っています。



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そのロープを活用したアイテムがいっぱい。もちろん船乗りさん手作り。

[caption id="attachment_5514" align="aligncenter" width="525"] ピンぼけ上等、ビールの栓抜き。[/caption]

[caption id="attachment_5531" align="aligncenter" width="525"] コードが邪魔…かわいいリース[/caption]

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入口のマットも手作り。力作！



実用と装飾がリンクしている感じがたまりませんよ。

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じつはこの船、数年前に「映画ドラえもん・のび太の宝島」のイベントで使われた「キャプテンドラえもん号」としても活躍。すごいな～！

[caption id="attachment_5541" align="aligncenter" width="340"] 公式サイトhttps://doraeiga.com/より。[/caption]

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船内にドラちゃんグッズがありましたわん。

にわかせんぺいのお面で遊ぶ、おちゃめなドラちゃん。



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今貨物船航海士をしている夫は、この船の前身「帆船あこがれ」のボランティアでした。

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この船に乗りたいがために船乗りになった男。久々に会えた大好きなお船。

だけど、複雑な気持ちって、、、、元カノみたいやん！！！



どこまで船好きやねん！

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長くなるので、船旅日記は後半につづきます。