[船乗り家の日記] 船乗りと陸
我が家の夫は船乗り。といいつつ、会社からは「将来は海を知ってる陸の人になってや」と言われてます。
海の現場を知ってる人が、陸から船に指示とか管理をするってことです。
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20代は海と陸が半々、年をとるにつれ陸が多め。転勤あり。
船乗りといえども会社員…なかなかキツいもんがあります。退屈はしませんけど。
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日本の外国航路に行く貨物船の会社は、だいたいどこも同じようです。
ただし国内周りの貨物船やフェリーは、また別世界です。
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ほんなら海は誰もおらんやん!って?そこは人件費の安い外国人を雇うのですよ…
下っ端ならともかく、船乗りの頂点は船長と機関長。
最近の外国航路貨物では30〜40代半ばで船長になれちゃう。(会社によるけど)
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そりゃ船長になれば、我の天下ですってよ。陸にいれば、部長に課長に係長に、いろいろとややこしい。
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海の方が楽しくなって来る頃に、陸が多くなってくるという…
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さらにさらに、とにかく懐具合が違うのです。
ちょうど船長さん世代は一番お金がかかってくる頃。学費とか、家とか。
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だけど残業代が出なくなるの(陸でも!)。みんな海で稼いだ頃がなつかしくな〜る〜
新婚時代は陸にいて、という嫁さんも、船長になって陸に上がると…んんん…たまに、海に…行ってもらえると…となったりならなかったり…
なので海にいる時に、しっかり貯金せねばなりません。
陸上勤務に伴う引越しにも備えつつ。
とかとかいいつつ、家族で過ごせる時間は嬉しいものです。
陸にいても、お金が海から湧いてきたらいいな〜(それインフレなるし)
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ていうか、もっと働け、嫁!!
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